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リノベーションの費用について思う事

リノベ費用イメージ

リノベーションのコストについてよく聞かれるのですが、なかなかいい返事に困る。

そりゃあ、やりたい事をたくさん盛り込んだら高くなるし、高い物を使わないほうが安くなる。

もちろんだいたいの目安は分かりますが、全部オーダーメイドだし、規格品でないので定価とかないし、積算しないと分からない。

見積りというのは単純な計算で、材料と職人さんの手間と、僕らの経費を足しただけ。

職人さんの手間とかをあんまり値切る訳にはいかないので、材料はなるべく安く仕入れるとかの努力は当然する。同じ予算で良いものが使えた方が、ぼくらもデザイン的に嬉しいし、お客さんも喜ぶと思うから。

お金のことなんていっそ全部オープンにしたいと思うことがよくあるのですが、自分達も職人さんもそんなに贅沢な暮らしをしている訳ではなく、まあ普通に暮らせるくらいの利益しかとっていない。

そもそも僕はお金儲けにはそんなに興味がない。

人の住まいのお手伝いをして生活していきたいだけ。
それで満足感が得られればさらにいい。
たぶんスタッフもそうだと思う。

ものづくりをしている人なら分かると思うけど、たくさん予算があったほうがいいものができるという訳ではない。実は良いものってのは、いかに思い入れがあるかで決まる。僕らも人間なので気持ちでやる気が変わる。最後に良かった!いいものができた!なんて喜べるものはお客さんの思いの強さだったりする。僕らもそれに吊られるし頑張ろうって思う。

予算はないよりあった方がいいが、必ずしも予算ばかりが関係ないというのはそういうこと。

僕が残念だなと思うのは、予算を掛けたとか掛けなかったとかではなく、ただの消費的感覚で、お任せで簡単に手に入れてしまうこと。これが一番残念なことだと思う。そういうのって何の想い出も残らないから。

最近よく思うのは、お金で簡単に手に入れてしまう喜びより、その過程をいかに楽しめたかということだと思う。

その方が絶対に振り返った時、あの時は大変だったけど面白かったなって思えると思う。

リノベーションの費用については、もちろん最初にどの位になりそうとか、どの位の予算のつもりかなど確認はとるのでご心配なく。でもお客さまの全体の懐までは関与できないし、知り得ないので、出てきた見積りを見ながら相談できればいいかなと思う。