アールと色に囲まれた、「世界観」のある暮らし【東京都新宿区 マンション リノベーション】
以前は大家さんが大改造して、壁は全面漆喰、お風呂はガラス貼りの猫足バスタブ、タイル貼りのキッチン、という素敵なデザイン賃貸物件にお住まいだったS様。ご自身の物件を購入し、元のお部屋の良さを残した上で、アップグレードした暮らしを! とリノベーションを希望されました。物件は築50年以上、梁の低さやお風呂の排水など様々な課題がありましたが、ひとつひとつアイデアを出し合って、モダンなお部屋に生まれ変わりました。
DATA
- 物件タイプマンション
- 所在地東京都新宿区
- 床面積44.15㎡
- 家族構成1人
- 構造種別SRC造
- 築年1970年
- 設計期間2.5ヶ月
- 工事期間3.5ヶ月
- 物件番号A155
SKETCH
BEFORE & AFTER








DETAIL

玄関を開けると、まずはアールがお出迎え。H1800の低い梁を感じさせないための工夫です。

狭かった玄関を最大限活用するため、上がり框をまあるくデザイン。メキシコ柄のタイルを貼りました。

シューズラックはお客様のアイデアで、グリーンに塗装したアイアンをワンポイントに。

居室へと続くドアも梁の関係で高さが低めですが、ガラス入りにしたことで閉塞感のない、期待感の高まる開口になりました。

扉を抜けるとグリーンの扉にタイル天板のL字キッチン。壁にはシューズラックとおそろいの棚を造作しました。 IKEAのキャビネット・シンクをベースに造作したオリジナルキッチンです。レンジフードもなるべく目立たないように壁と一体化しているようなデザインに。

すぐ横にはバスルーム。バス・洗面・トイレ一室の海外仕様です。

元々トイレとの間にあった壁を取り払い、在来工法で作りました。黄色い床、カラー目地のタイル貼り、黒い水栓でメリハリのあるデザインに。

ガラス貼りで視線の抜けを作っています。扉の裏にはタオルバーを取り付けました。

キッチン横には玄関と同じアーチの通路。ここにも実は低い梁が通っています。

梁下スペースを活用し、隠し扉の中には洗濯機を設置しました。アクセントカラーのピンクの漆喰はベッドスペースと同じ色にして統一感を。

通路を抜けると、開放的なリビングスペース。

ベッドスペースはカーペット貼りの小上がりにして、ソファ代わりにも使えます。

部屋の隅にはオーディオコーナーを造作しました。

大量のCDを収納できるよう、サイズを測って家具屋さんに作ってもらった引き出し収納も。

そのすぐ横にはWICLの扉があります。

窓前にもアールを造作し、梁を感じさせないすっきりとした空間に。エアコンとダクトもうまくアールの後ろに隠れています。

ベッドの上はアールの下がり天井を作り、間接照明を仕込みました。明るさも取れて、雰囲気も抜群です。

ベッド横のアールの部分には見えないようにアイアンバーを仕込んでいます。植物や洗濯物をかけられる場所に。

床材はアンティークな雰囲気のパイン無垢材をチョイス。かわいらしい色使いに黒い節がぐっと効いて空間を引き締めています。

タイル天板はフチの部分もきれいに納まる役物がある種類を選びました。

天井照明は最低限に、ブラケットで演出。

細部まで作り込んで、「世界観」のある住まいが完成しました。
DATA
- 物件タイプマンション
- 所在地東京都新宿区
- 床面積44.15㎡
- 家族構成1人
- 構造種別SRC造
- 築年1970年
- 設計期間2.5ヶ月
- 工事期間3.5ヶ月
- 物件番号A155
SKETCH
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