これが本物の素材が持つチカラ
元々は新築のマンションにお住まいだったT様ファミリー。 ある時、今住んでいる家の◯◯調にプリントされた新建材に囲まれた空間に違和感を感じ、もっと味わいのある、素材の温もりを感じられる住まいで自分達らしく暮らしたいという思いから、築37年 130㎡のヴィンテージマンションをリノベーションすることになりました。
【掲載記事】
◾️ESSE online
https://esse-online.jp/articles/-/21354?cx_clicks_art_md=21_img
DATA
- 物件タイプマンション
- 所在地東京都大田区
- 床面積130㎡
- 家族構成大人2人+子供2人
- 構造種別RC造
- 築年1981年
- 設計期間1.5ヶ月
- 工事期間2ヶ月
- 物件番号A89
SKETCH
BEFORE & AFTER
DETAIL
T様がこだわったポイントは 「魅力や愛着が増していく本物の素材を使う」そして「全体的に65点の平均点な空間ではなく、ポイントを絞って100点のお気に入りの居場所をつくる」ということ。 そこで、浴室やキッチンなどの衛生設備は既存を再利用し、素材感や居心地のよさに重点を置きプランニングを進めました。
リビングにはゆったりとしたソファを造作。お気に入りのチークとダグラスファーの古材を使い、表情豊かに仕上げました。 ソファの座面はベッド程の奥行があるので、小上がりのように家族みんなでゴロゴロとくつろぐことが出来ます。
また、少し味気なかった出窓には発色の良いグリーンのタイルをぐるりと貼ることで風景を切り取る額縁のように仕上げました。
廊下やリビングの壁はラフ&やわらかな表情を出すため漆喰塗料を使用。 コテムラ加減やコーナー部分の絶妙な丸みの加減は、現場で職人と一緒に実物サンプルを作りながらやわらかな表情が出るようにこだわりました。
ところどころ取り入れたアーチの曲線が、空間をゆるやかに繋がります。 洗面室の壁の1面はお施主さまによるDIY。石灰を含んだ塗料で絶妙な陰影で趣のある仕上がりに。自ら手をかけることでちょっとした場所もお気に入りの空間になります。
住みはじめてからは、「毎日、気持ちよく生活しています。夜はゆっくり夜景を見ながら、ただボーっとソファの手すりや壁を撫で撫でしたり(笑)古材の自然な柔らかさはとても気持ちがよく落ち着きます。気持ちよく過ごすためには、私たちには材質とデザインと広さが必要でした。」と奥様が話してくれました。
DATA
- 物件タイプマンション
- 所在地東京都大田区
- 床面積130㎡
- 家族構成大人2人+子供2人
- 構造種別RC造
- 築年1981年
- 設計期間1.5ヶ月
- 工事期間2ヶ月
- 物件番号A89
SKETCH
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