スチール天井／アイアンフレーム窓／溶岩石タイル の三拍子

家全体を無骨感あふれるインダストリアルな空気が広がります。 天井を覆う無骨なスチール板。 設計当初、コンクリートあわらしの天井をプランしていましたが、天井裏に断熱材が入っていたので、 スチール板貼りにプランを変更。あらわしとはちがった他にない、無骨感をかもし出しています。 存在感ある大きなアイアンフレーム窓で仕切られたベッドルームは、窓を二面にすることで、とても明るい空間になりました。 溶岩石タイルのアクセントウォールは、家のメインとなるLDKの壁に すっかり馴染んでいます。 部屋の雰囲気に合うように、ダイニングテーブル&ベンチをFGでオリジナル製作。こちらもアイアン素材が効いています。 また、素材だけでなく、生活感を見せないような工夫があちらこちらに。 キッチン横に食料庫となるパントリーを設け、キッチン家電などをしまうことのできる対面カウンターをオリジナルで製作。 手持ちの服や荷物が多いということで、大容量の収納を確保したいと設けたウォークインクローゼットは、 ベッドルームから廊下へウォークスルーすることができ、荷物の出し入れにとても便利です。 窮屈に感じられた玄関は大きく広げ、モルタル土間に。ここにも素材へのコダワリを感じます。 スペースを広げるだけでなく、壁を斜めにしたことで、窓からの採光をとることが可能になりました。

祖師ヶ谷大蔵 マンションリノベーション

東京都世田谷区

大人2人

約58㎡ / RC造 / 1983年

2016年1月初旬-2月末

2016年2月末-4月末