【逗子市 / 戸建てリノベーション】新築スケルトンで叶えた理想の内装
穏やかに晴れた日曜日、海の見える理想の住処を手に入れたK様のお宅を訪ねました。本格的なDIY女子と猫1匹のこだわり抜いた暮らしぶりをぜひご覧ください。
玄関のたたきはこだわりの大谷石。アンティークの扉がここかしこに。左手にはアクティブなK様ならではの登山グッズやDIYの工具などが収納されています。
もう1ラウンド、リノベーションをやりたい!
すでにリノベーション経験者だったK様。ご自身が大のDIY好きでインテリアもセンス抜群ときたら、もう一度大々的にリノベーションに挑戦したいと思うのも自然な流れでしょう。
ちょうどマンションの値上がりが始まった頃、「売れるかも?」と思ったK様はもう少し広さのある中古マンションを探し始めます。しかしやはり都内は高く、少し郊外を検討した時に、不動産サイトで目に止まった鎌倉の物件を、遠いだろうとは思いつつも内見に行きます。すると意外にも、鎌倉から都内への通勤が不可能ではないことを確認し、一気に鎌倉エリアが候補地に。また、金額的にもマンションだけでなく戸建ても視野に入れることができ、選択肢が増えました。
足場板の古材で作った階段で2階へ。本をたくさんお持ちなので、壁一面本棚に。正面の壁には贅沢に大谷石を。
寝室の扉もK様の手づくり。何度も言います。手づくりです。信じられません。
素敵なおうちで幸せだニャ♪
1階にトイレ、洗面室、お風呂を配置。紺色の扉の中は物入れ。塗装のエイジング加工はお手の物。
大きなガラスばりの浴室はさんさんと陽が入り、明るく清潔感溢れ、まるでホテルのよう。
強烈な物件だらけ!?
「原さんには2件内見に同行していただきました。1件目は斜度25度!の眺めの良い物件でしたが、敷地境界線も曖昧だし不動産屋も手を出さないと聞いたのでさずがに見送りましたね。2軒目はものすごい高台の物件で、最後急な階段をあがらないとたどり着けないような。おまけに午後1時になるともう日が暮れるような暗く寒い印象の立地だったのでこれも見送りましたね。」
2階は広々した明るいリビング。床は赤と決めていたそう。
スケルトンで家を作る
2軒の物件を立て続けに見送った後、転職の為、一旦物件探しはお休みしたK様。
落ち着いた頃にまた物件探しを再開します。
気に入ったのは鎌倉から徒歩30分の今までノーマークだったエリアに建つ、40平米の古い平屋戸建てでした。売り出しの時は、植え込みがあり、海が見えるなんて一言も書いてはありませんでしたが、絶対見えるはずと思ったK様は、10メートルの棒の先にスマホを取り付けて検証する徹底ぶり。案の定、上の方からは海が見えることがわかり、それなら2階建ての新築を建ててしまおう!と決断します。
鎌倉が拠点の施工会社”エンジョイワークス”さんでスケルトンハウスが建てられることを知り、内装設計はどこでも良いというシステムも気に入り、それならば内装設計はぜひフィールドガレージにお願いしたいということでご依頼をいただき、エンジョイワークスさんとの初コラボが動き出しました。こちらも初の試みであったので楽しみながらお仕事をさせていただきました。 エンジョイワークスさん、ありがとうございました!
ダイニングの向こうは大容量のパントリー。DIYで棚をつけ細々したものや食品を収納しています。キッチンの壁にも大谷石。家全体で重厚な雰囲気が漂っています。
フィールドガレージで決めていた
「ピンタレストや雑誌でフィールドガレージを知り、どれもこれも事例が好みのものばかりで。施主支給やDIYなども相談に乗っていただけそうな雰囲気を感じ、実際相談をしに初めて中目黒の事務所を訪ねた時も、まず事務所がざっくりとしたリノベがされていて好みでしたし、やはり原さんのお人柄が良くて…。1回目のリノベ検討の時は数社で検討していましたが、2回目の時はもうフィールドガレージ1本で決めていましたよ。」
ありがたいです。
キッチンも使い勝手よく設計。ベランダに出ると向こうに海が見えました。
完成していなくていい
「まず竣工の時に完成していなくて良いですとお願いしました。私はDIYが好きなので、棚を取り付けたり、塗装をしたり、住みながら手を入れていきたいんです。新築は最初ピカピカで、だんだん古さが出てしまうと思うのですが、そうではなく、革製品のように使い込むほどにいい感じになっていくようなかんじにしたいんです。だからやはり素材はとことんこだわります。
ざっくりした味のある足場板の古材や、予算オーバーしたけど思い切ってやった大谷石の壁とか。」
DIYもまだまだやることが盛りだくさんのK様。おうちの中だけでなく、外回りやお庭もたくさんやることがありそうです。
ダイニングからリビングを見る。右のワークスペース奥の壁はこれからK様が手を入れていきます。どうなるか楽しみです。
ゴールでなくスタート
「新しい暮らしは本当に楽しいです。まだできていなきところをあれこれ考える時間が至福。中古リノベはある程度制約がある中で設計していくけど、今回の新築は完全な自由設計でしたから、やりたいようにやらせてもらい、私も非常に勉強になりました。家は住む人が作っていくものだと思うんです。ゴールではなくスタート。これをわかってくれそうだったからフィールドガレージにお願いしたんですよ。」
「その通り!スタートなんですよ!」代表の原も大きく頷いていました。
これからもどんどん進化していくK邸。この先もずっと目が離せそうにありません。
text : yuko
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