今回は物件を売却する際の基礎的なお話と合わせて弊社のようなリノベーションを得意とする不動産業者がよく受ける質問についてお話していきたいと思います。
まずは不動産を売るときの基礎知識について説明します。
- 不動産の評価価格の把握:
不動産を売る前に、その評価価格を把握することが重要です。地域の相場や物件の状態、周辺環境などを考慮して、適切な価格を設定します。
よく「高価買取します」というような不動産業者のチラシなども目にしますが、相場に比べて4割くらい安い金額を提示されることがほとんどです。業者も今後再販するためにリフォーム費用や儲け分があるので。今はネットなどでも調べたらおおまかな相場は調べることができますので、きちんと相場を調べたうえで本当にその金額で買い取りしてもらうのかを検討しましょう。
売却に急を要するなどの場合は買取などの検討も必要かもしれませんが、かなり安くなってしまいます。 - 不動産仲介業者の選定:
不動産仲介業者を利用する場合、信頼できる業者を選ぶことが重要です。業者の実績や評判を調べ、複数の業者から見積もりを取ることで、最適な選択ができます。
契約方法も種類があります。
①一般媒介:いくつかの不動産屋に依頼可能。自分自身で買主を見つけることも可能
②専任媒介:1社のみと契約。連絡回数の約束やレインズへの投稿を必須としている
③専属専任媒介:1社のみと契約。専任媒介より連絡頻度などが多い。 - 売却手続き:
不動産を売却するには、いくつかの手続きが必要です。まずは契約書の作成や調査報告書の提出などの手続きを進め、売却に必要な書類や証明書を準備しましょう。
主に必要なものとしては
・権利証
・固定資産税などの納付書
・マンションの場合は管理に関する資料
などが必要となります。 - 不動産の状態確認:
不動産を売る前に、物件の状態を確認しておくことが重要です。建物の修繕やリフォームが必要な場合は、売却前に行っておくことが望ましいですが、そのまま売却をする場合もあります。リフォームを前提として購入したい人なども稀にいるので、少し相場よりは安くして内装を好きにしたい人に向けて売却するのも一つです。 - 税金や手数料の確認:
不動産を売却する際には、譲渡所得税などが発生する可能性もあります。手数料としては不動産屋に支払う仲介手数料などの費用が発生します。これらの費用や税金について、事前に確認しておくことが重要です。 - 物件を広告する:
不動産屋に仲介を依頼した場合は、業者間サイトの「レインズ」に掲載してもらうことや、ポータルサイト、自社ホームページ、チラシ配布などをして多くの人に物件を広告します。 - 契約内容の確認:
売却の契約書には、物件の詳細情報、価格、引渡し日、買主の条件などが含まれます。契約書を作成する際には、内容を十分に確認し、トラブルを避けるためにも注意しましょう。 - 買主との交渉:
買主との交渉は売却プロセスで重要な要素です。価格や条件などについて、柔軟に対応することが求められます。買主との交渉においては、相手の要望や条件を理解し、双方が納得できる合意点を見つけることが大切です。 - 引渡し手続き:
売却が成立した場合、物件の引渡し手続きが行われます。引渡し時には、不動産の状態を確認し、鍵の受け渡しや重要な書類の引き渡しを行います。
これらは一般的な基礎知識ですが、不動産売却には地域や法律の違いなど個別の要素が影響する場合があります。具体的な手続きや法的な規定については、法律や専門家の助言に基づいて行動することをおすすめします。
弊社でも売却の相談も承ります。
過去にも弊社でリノベした物件を売却することも多くあります。
その際にどうしても一般的な間取りと違ったりすることで売れるのかと不安になる方もいますが、
弊社のリノベーション済み物件は、改装によって、物件の魅力や機能性が向上し、その他の物件とは違う付加価値が生まれます。その結果、その当時かけたリノベーション費用と購入時の物件価格と合わせての価格設定ができ、時には購入時とリノベ費用を合わせた金額以上で売却できたケースもあります。
売却方法としてはデザイン性に特化した物件紹介をしているポータルサイトの利用することでデザインなどを重要視しているお客様などに情報を届けることができます。
リノベしても今後売れるのかなと思うお客様も多いですが、リノベをすることで価値が向上し、そういったものを求めているお客様にきちんと届くよう、広告の工夫などお手伝いしています。
購入から売却まで幅広くサポートさせていただいておりますので、
気軽にご相談ください。