働き過ぎるのやめました…
みんな働き過ぎでしょ。なんて思うこの頃。
とかいって自分も40歳位まではアホみたいに働いてきた。現在46歳。なんだったんだろう。まあ確かに家族もいるし頑張らなくてはいけなかったのだが、そんなことより頑張り続けていないと生きていけないのではないかという暗黙の強迫観念があったような気がする。
その強迫観念はどこからきたのか。少しゆとりが出てきた時にふと我に帰った。そこは無意識の世界なのでなんとも明確には掴みづらいのだが、ざっくりいうと勤勉とか勤労の美徳みたいな慣習に縛られていたような気がする。
そんな中には人生の遊び心も欠けていた。毎日が追われる日々。休む事を忘れて繰り返しの毎日に少し嫌になってきていた。でもこれは自分が作っている現実なんだと不意に思った。そこから実験してみた。
お休みを増やしたら本当に稼ぎが少なくなるのか。やってみた。
結果、変わらなかった。あれ?なんでだろ。気付いた。これやっぱり強迫観念だって。それからはさらに徐々にダウンシフトしている。スタッフもきっと楽になっているはず。たぶん仕事もストレス少なくなってきてるはず。いい流れ。
古い慣習って無意識に引き継がれてしまうから怖い。下手すると労働の奴隷として一生を使ってしまうかもしれない怖さがある。
働くことって素敵なことだから、生きてるうちはしたほうがいい。でも経済の奴隷になってまでする必要はないと思う。経済はただの潤滑油。それ自体が目的にはならない。家族や友人、内面を磨くことや文化的な活動など、人間として本当に大切にしないといけないものは他にあるはず。
NHKのプロフェッショナル仕事流儀みたいに究極を目指す美学も素晴らしいと思うけど、盲目の労働者になりきり、勤労の美学みたいなものに洗脳されて、身近な人や人生の楽しみ方を忘れてしまうのはもったいないと思う。
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