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対談企画第4弾|不動産とリノベのちょっと気になる話~自由に暮らしたい人のための不動産リアルストーリー、たまに戸建ての話も~

理想の住まいをつくるために知っておきたいことと、戸建てリノベのリアル

今回は「不動産とリノベのちょっと気になる話~自由に暮らしたい人のための不動産リアルストーリー、たまに戸建ての話も~」というテーマで、過去にフィールドガレージでリノベをし、今やそのフィールドガレージで働き始めた、設計担当の早(さき)がフィールドガレージの不動産仲介担当の鹿島さんにお話を伺っていきます。

今回は前回と違ってゆる~くお話しています。

過去の記事はこちら

理想の家は「住んでから」が本番だった

早さん(以下、早):
うちも入居後に何度か連絡をさせてもらったんですが、一番大きかったのは水栓の件でした。キッチンに海外製のタッチ式のものを選んだんですけど、どうしてもお湯が出なくて。それに気づいたのが、なぜか住み始めてからだったんですよね。でも少し放置していたんです。「面倒だからまあいいか」って(笑)。

でもさすがに冬になってお湯が出ないのはつらいから、これは水圧の問題だろうなと見当はついていたので、「なんとかなりませんか?」と相談しました。お金がかかってもいいので、お湯が出るようにしてほしい、と。

鹿島さん(以下、鹿島):
なるほど。

早:
そうしたら加圧ポンプを設置するという追加工事を手配してくださって。おかげで無事にお湯が出るようになりました。

やっぱり、自由に設計できる分、前例のないことをやったり、「どうしてもこれがやりたい」っていう希望を通すと、リスクもあるんですよね。それに、住んでみて初めて「こうしておけばよかった」と気づくこともある。そういう細かい修正は絶対に出てくると思うんですが、フィールドガレージは、そういったことにも長期的に対応してくれるという安心感がありますね。

鹿島:
そうですね。実際、費用はかかってしまいますが、そういう点には柔軟に対応しています。

早:
私の周りはリノベ派が多いんですけど、場所の条件なんかで新築を選んだ人も少しいて。でも、新築だと「ちょっと変えたい」と思った時に対応してくれるところがなくて困ってるみたいなんです。相談を受けて、一緒にDIYをするのを手伝ったりもしています。

鹿島:
新築だとピカピカだし満足しそうですが、そうでもないんですね。

自分でできるなら、DIYは全然アリだと思います。

早:
そうですよね。でも新築って「手を入れる前提」になってないから、やっぱりハードルは高い。もちろん入居前に好みに合わせて多少仕上げを変えてくれるようなオプションもあったりするけど、その中にやりたいことがない場合もあるみたいで。

私は実際、友人の新築の家のピカピカの壁を2件ほど塗ってます(笑)。

下地を探して釘を打って、飾り板をつけて塗装して…みたいな。だからちょっとやりたいと思った時に、頼れる存在がすでにいるって大事だなと実感しています。

鹿島:
リフォーム済みの物件を購入する人もたまにいますが、申し訳ないけど壊してやり直すケースもあるんですよね。悔しいんですけど。

早:
もったいないですよね!! リフォームせずにそのまま売ってくれてたらいいのに!!

でもやっぱり、一般的にはリフォーム済みの方が売れるのかなとも思います。

鹿島:
最近は、「この期間は現状のままで販売します。期間内に売れなかったら自社でリフォームして再販売します」っていうスタンスの不動産会社も出てきました。ここ1~2年で、そういう会社が少しずつ増えてきた印象があります。大手でも。

早:
そうなんですね、いいですね!

コロナ前後で不動産業界の空気が変わったとかも影響あるんでしょうか?

鹿島:
コロナバブルがあって、当時はかなりイケイケでした。だから逆にその頃はあまり未リノベ物件ってなかったかな。

早:
やっぱりバブルだったんだ。

鹿島:
リノベを自社で行えば、確実に売上が立つ。だから現状のまま売るメリットは不動産会社にはあまりないんですよ。需要が高まっている時にリフォームして売った方が利益が出ますから。

早:
じゃあ、むしろコロナ禍は「リフォームしちゃった方がいい」という方向だったんですね。

鹿島:
そう。でも最近は、「自由に暮らしたい」というニーズに寄り添う不動産会社も増えてきた気がします。

早:
そうなんですね。どうしてでしょう?

やっぱり、そういう暮らしをしたい人が増えてるからですか?

鹿島:
きっとそうですね。内装に納得いかない人が多いというのもあると思います。「この壁紙、嫌だな…」って思うこと、ありますよね。

早:
すごく分かります。他の人には良くても、自分には合わないことって結構ある。

鹿島:
そうそう。だからリフォーム済み以外の物件を探すのは大変なんだけど、少しずつ変わってきてる気はしています。

早:
なるほど。もっと探しやすくなるといいですよね。

物件を売りたい人は、まずは現状のままで出してほしいなと思います。

鹿島:
そうですね。「この状態からこう変えられます」って見せ方ができるといいですよね。少しずつ、そうなっていけばいいなと思っています。

マンションと戸建て、違いを知って選ぶ住まいのリアル

早:
いままではマンションの話が多かったですが、フィールドガレージは戸建ても扱っていますよね。

鹿島:
はい、けっこう多いです。物件探しから依頼されるケースも多くて、でもマンションとは全然違いますね。見るべきポイントも違うし、難しさもあります。

早:
例えばどんな点が違いますか?

鹿島:
マンションは建築基準法にのっとっていて、全体的に構造がしっかりしているんですよ。でも戸建ては個人が建てているケースが多いので、後付けの工事で複雑になっていたり、構造的に不安な物件も多いです。ひとつひとつ形が違ってリノベしにくいこともあります。

早:
なるほど。確かに難しそう。

鹿島:
構造や接道の問題、越境、既存不適格など…いろんな課題があります。まずは相談してもらうのが本当に大事です。

早:
不動産を選ぶ段階から一緒にやらないとダメですね。

鹿島:
そう。あと、築年数だけじゃ判断できないです。古くても耐震補強して税制優遇を受けられる場合もあるし、リノベで改善できることもあります。開けてみないとわからない“ビフォーアフターの世界”ですね。

早:
私も事例で見たことありますけど、戸建ての変化って本当にすごい。

鹿島:
そうなんです。マンションと違って癖が強い物件が多いので、「やってやるぞ!」という気合いが必要です。

早:
確かに(笑)

早:

ということで、フィールドガレージの不動産担当・鹿島さんにお話を伺ってきました。物件購入、リノベ、そしてその後の暮らしについて、さまざまなお話が聞けて本当に勉強になりました。

もし「今の住まいをもう少し自分らしく整えたいな」と思っている方がいたら、私でも鹿島さんでも、お気軽にご相談いただけたら嬉しいです。きっと何かお手伝いできると思います。

それでは、今回はここまでにしたいと思います。鹿島さん、ありがとうございました!

鹿島:
ありがとうございました。

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記事では一部要約や訂正、文言の追加を行っていますが、収録ではそのままの言葉でお聞きいただけます。
インタビュアーの早が行っているPodcastで全編聞くことができますのでこちらもぜひ

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