赤い床の山小屋ハウス
こんにちは。ササハラです。
9月末、赤い床の山小屋ハウスが完成しました。
もともとこの物件にお住まいだった4人家族のTさんファミリー。リノベーションのきっかけは、お子さんが大きくなってきて「それぞれの子供部屋を」ということで、フィールドガレージにいらっしゃいました。
いろいろお話をうかがっていると、ご夫婦の共通の趣味はロッククライミング。しかも世界各国の険しい岩壁を、断崖絶壁にテントを張りながら何日もかけて登るんだとか!
今回はそんなアウトドア好きなご家族のために、木の素材をたっぷり使った、山小屋のようなお家をつくりました。
出来上がったのがこちら。
壁には間伐材からつくられた半割り丸太でガツッとインパクトを。
梁には足場板を貼ってざっくりとした無骨な表情をプラス。
床はパイン材の足触りのいいフローリングを、現場で赤く塗装を施しました。
アウトドアグッズって割とぱきっとビビッドな色味のものが多いですよね。山道具やキャンプ道具をたくさんお持ちのTさんファミリーには、そんなアイテムたちと調和する、かつインパクトのある大胆な真っ赤なフローリングがばっちり馴染んでくれるはず。
左には暖炉もつくりました。
煙突の様に見えるのは、実は、撤去できない排水立管。
アイディア次第で空間のアクセントに早変わり!
玄関は自転車のメンテナンスが出来る様に広々確保しました。
壁はDIYでいろいろカスタムできる様にOSBボードを貼って仕上げ。
棚もたっぷりあるので、収納力もばっちり。
アウトドア用品をがしがし収納してちょっと雑多な感じでもかっこよくなりそうです。
土間を広めにとると作業スペースにもなるのはもちろん、お部屋全体がゆったり広く見えるのでおすすめですよ。
最後に肝心の子供部屋。
もともと1部屋だったのを、二段ベッドで空間を仕切って2部屋にしました。
(スケッチはプレゼンテーションの時のものなので実際とは少し違います)
空間を縦に使って、ミニマムですがお子さんそれぞれの個室が完成!
ちなみに今回の工事では、素材が経年変化で飴色になっていくのを楽しむ為、木部の色は染色をせずにあえて透明なオイルや塗料で仕上げました。時が経つにつれてどんどん味わい深い空間になっていってくれると思います。
こちらのおうちのその他の竣工写真はこれからHPにアップしていきますので、お楽しみにしていてくださいねー◎
photo: Hara
Text: Sasahara
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